断捨離?
そもそも断捨離とは、
不要な物を「断ち」「捨て」、
物への執着から「離れる」ことをいい、
単なる片付けとは異なるものだそうなので、
私の場合執着は少なからず有るのですが。
この当時、愛知県に居るときにはこんなことも考えていました。
すぐに行先は決まらないかもしれない、
かといって今の家賃を払い続けているのは、勿体ない。
和歌山にしても、富山にしても、
どちらか決めた時点で、取り敢えず安いワンルームでも借りて、
それからじっくり家探しをしてもいいのではないか?と。
そのためには、今の家具などの荷物が多すぎる。
実際、長年住み続けていると、家具にしろ、道具にしろどんどん溜まっていきます。
これだけのものは、ワンルームに入るはずがない。
「地震で倒れたら怖いので、背丈より高い家具は全て処分しよう」
「とにかく3年使っていないものは全て処分しよう」
「自分一人で持てないもの、動かせないものは全て処分しよう」
「必要以上に大きい家具は小さく加工しよう」
と決心しました。
そもそも、大して必要でもないものでスペースを占拠され、
有効活用されていないことこそが、勿体ないのです。
そこで、まだ使える、とか勿体ないとか、
そのうち使うだろう、
で結局使わずに場所を取っているものは、
思い切って全て処分しました。
処分を始めると、出るわ出るわ、
何でこんなに、というくらいのものが出ました。
このとき住んでいたマンションは、
また一番長く入居していて、
引っ越しもしていなかったので尚更です。
また、お気に入りの無垢材の食卓は、
6人掛けを4人掛けに加工して小さくしました。
ベッドも加工して、幅を狭くしました。
(しかし、これらの加工は実際後で後悔することになります・・・)
ゆくゆく田舎へ行けば電動工具が必要になるとは思いましたが、
当時マンションなので、大きな音を出すわけにもいかず、
手ノコとヤスリで仕上げました。
タンスや食器棚の解体なども、
燃えるゴミで出せる大きさまで全て手ノコで行いました。
後に、電動工具の有難さを実感することになります。
このときは、本当にたくさんのものを処分しました。
売却できるものは売却し、廃棄するものは、廃棄しました。
後で考えると「しまった!」と思うものも中には有りますが、
それだけ強い意志でやらないと片付かないと思っていました。
つづく