富山県へ移住して約2年半。
その経緯や住んでみて、
良かったこと、
逆に良くなかったこと、など
これから移住をと考えている方に、
少しでも参考になれば、
時系列があちこちするかもしれませんが、
思いつくまま記したいと思います。
65歳で会社をリタイアしたのですが、
それは諸般の事情で突然でした。
年金生活にはまだ早いと、
失業給付金を貰いながら、
当時生活基盤である愛知県で職探しを始めました。
それまでのお付き合いで声をかけて頂くこともありましたが、
40数年の会社務めで、
それなりの経験、地位、お付き合いから、
余りに突然フリーになったショックは大きいものでした。
職探しをしながら色々考えました。
それまで身に付けたものやお付き合いを考えるなら、
もちろん愛知県或いはその周辺が望ましい。
リタイヤ後の生活などそれまで考えたことも無かったので、悩みました。
が、その後の生活を考えるのに、重要なことが有りました。
それは、たまたまその時点で賃貸住まいだったこと、
介護が必要な親もいなかったことなどです。
要するに「身軽」だったのです。
実際、考えるうちに、
「それまでの職に拘る必要があるのか?」
「愛知県に拘る必要があるのか?」
と、思うようになりました。
そこで、いくつかの条件を基に”移住”+”転職”の検討を始めたのです。
その条件とは、下記の通りです。
1.”移住”+”転職”なので、頻繁に現地訪問が必要。よって、愛知県から車で3~4時間以内。
2.選択出来るような職があること。
3.リタイア直前に心筋梗塞の手術をしているので、24時間カテーテル手術をする病院が近くにあること。(命に関わりますからね)
4.趣味の鮎釣りができる川が近いこと。海も近いこと。(実は後でこれが条件の一番になりました)できれば、川のほとりが望ましい。
5.それまで分譲であれ、賃貸であれマンション暮らしだったので、一軒家で暮らしたい。
6.賃貸の場合は、家賃が安いこと。
7.中古住宅の場合は、トイレ、お風呂、キッチンなどの最低のリフォームを覚悟の上で、格安物件であること。
8.多少の不便は構いませんが、何より住みやすい環境であること。
以上を条件として、移住先探しが突然始まりました。
つづく