先日、お客様が建物を2棟、解体されました。

今年の大雪で空き家の屋根に穴が空き、老朽化もあり、解体を決断されたためです。
相談を受けた今年の4月、現地を見た私は、お客様の状況を詳しくヒアリングし、戦略を練りました。
同じ地域に3箇所の不動産をお持ちでしたので、
①まず、すでに更地になっているところを売る
②土地が売れたら、その代金を元手に空き家を解体
③解体後の土地を売る
という流れを組み立てました。
すでに更地になっているところを売りに出すことで、その地域にどれだけのニーズがあるかを探ります。
なんと、1週間で売れました!
その購入者からもヒアリングをした所、実家が同じエリアにいる人のニーズが相当高い場所であることがわかりました。
現時点で、同エリアに新たな売地が出たら検討したい、という方が3名あります。
これは、空き家解体後もすぐに売れる流れがかなり固まっている、と言えるのではないでしょうか?

↑この土地、早速測量して、条件を固めて年内に売れるように進めようと、お客様と打ち合わせをするところです。
こんなにサクサク話が進むのは珍しいと思います。
でも、戦略的に調査を進めながら対応していくと、いろんな出会いがあり、いろんなことがわかって、良い答えにたどり着けるのが、空き家課題に取り組む醍醐味ですね。
お客様も、地域にも、購入者も、そして私もうれしくなります。