空き家を発掘して、貸せるようにします(その2)

先週の続きです。

年末までにお返事いただけるということでしたが、

連絡は来ませんでした・・・。

年明けに連絡したところ、

「連絡なかったので、もう解決したのかなと思ってました」

とのこと。

うーん、催促すると気分を害されると思って、

こちらは色々気を遣って待っていたのになぁ・・・。

ご家族の了解はいただけたようで、仕切り直して、現地でお会いすることに。

この頃の富山は天候が荒れ気味で、雪も多く、2回リスケしました。

所有者の方と初対面。そして室内を拝見。

築50年近く経つ古い物件ですが、思っていたより傷みは少ない印象。

今回は直接お会いできたので、資料を御覧いただきながら、

賃貸の方法をじっくりお話しました。

そして、ご家族と相談され、電話で質問にお答えする、という感じ。

なかなか話が前進せず、もどかしい感じでしたが・・・。

このような条件でまとまりました!

・伊藤の会社で、10年間借り上げる(固定資産税が賄えるお小遣い程度の家賃)

・修繕費用と、毎年の火災保険料は弊社で支払い

・10年後は、弊社で買取り、もしくは収益物件として売却

11月に相談を受けてから足掛け3ヶ月。

ようやく、話がまとまってきました。

この記事を書いている今は、修繕の見積もり額が出され、

具体的に検討中です。(150万円くらい)

大家業を営んでいる方にとっては、

ハイリスク・ローリターンに見えるかもしれません。

しかし、私にとっては、

「空き家問題」と「母子家庭の悩み」の2つの問題を一挙に解決した、

なかなかの成功事例ではないか?と誇りに思えます。