今回の話はとてもリアルで、切実な課題です。
「空き家を買い取ってほしい」という声が、多くなってきています。
しかし、水面下の話であり、ネット上には出て来ない話です。
その一番の情報源は、不動産業者です。
「タダ同然の額でもいいから」という条件になることもありますから、
不動産投資家は、うまくそこに入り込んで儲けを生み出そうとします。
うまく使ってくれる人に、空き家を引き継ぐ、
ということは空き家対策にはとても良いことです。
ただ「空き家の活用」というのが、単に、
「人に貸して不労所得を得るだけが目的」
の人の手に渡ると、その不動産がかわいそうな目に遭ってしまいます。
近いうちにブログに書いてみたいのですが、
「家」も生き物で、それぞれの個性もあります。
いや、人間以上に個性的、といっても過言ではありません。
できる限り、大事にしてくれるいい人に出会わせたい、というのが私の願いです。
これを問題なく実現させるには、「まず自分が買い取る」ということ。
その家の個性に合わせて、整えた上で、新たな人に使ってもらう。
それには、
リフォームして転売
賃貸物件として貸出
リフォームしないで片付け掃除だけして、転売やDIY賃貸
といういろいろな選択肢があります。私が預かれれば、どれでも選べます。
そして、今回のブログの本題。
買い取るお金がどれだけあるのか。
金持ちではありません。
潤沢な資金はありません。
タダ同然で取得できると言っても、
税金やらリフォーム代、片付け代など
いろいろお金がかかります。
前澤友作さんが、宇宙に行ったということで話題になっていますね。
「金持ちの道楽」とか言われてもいるようですが、
夢が叶えられてよかったと思います。
民間人でもこういうことができる時代になりつつある、
という希望も与えてくれています。
そして一方、私は切実に思います。
そんな金があれば、どれだけの空き家を引取り、整備し、
多くの人に還元できるだろうか、と。
子供1人に10万円配っている場合ではないですよ。
そんなもので社会は変わらない。
お金は使ってなんぼ、であるのですが、
どこに使うかで、社会、いや、世界は変わってくると思います。
クラウドファンディング、やってみたいです。