ここ最近、最低でも週1回、空き家に関する相談があります。
4月・5月は「固定資産税納付の通知」が届くので、
空き家を持っている方は、嫌が応にも考えさせられる機会になるのです。
訪問する多くの空き家が、
住んでいた方の荷物がそのまま、
5年~10数年間放置、
給排水管がボロボロ(おそらく)、
ボイラーやエアコンは動かない、
という状態です。
家がゴミ同然になってしまっているのです。
「もっと早く対処してほしいのに・・・」
と思われる案件ばかりというのが実情です。
数ヶ月ならともかく、何年間もそのままにしておくのは、
きっと心理的なことが要因なのでしょうね。
建物も「生き物」であることを
理解していただくのが大事かなと思っています。
どんな生き物も、食事などの世話をしなかったら死んでしまいます。
同じように、建物も定期的に管理や使用を続けていかないと、
死ぬといいますか、利用価値が失われてしまうのです。
「住教育」がこれからますます大事になってきますね。