査定書をお届けしました

昨日作った査定書を、相続して空き家になった実家を売りたいと相談された方へお渡しに伺いました。 私は、紙っぺら1枚の査定書に加えて、 ・作成した間取り図や写真 ・査定の根拠となるポイントチェック表 ・周辺環境レポート ・統計調査レポート ・土地調査レポート ・空き家バンク登録用紙 ・媒介契約書 ・じゃぱとら(古民家再生協会の月刊誌) ・会社と自身の自己紹介 ・最新号のニュースレター ・今後の流れがわかる資料 を携えています。 この「充実度」がおかげさまで好評を博しているようで、 1時間程度の打ち合わせの時間があっという間に過ぎます。 「空き家を売りたい」という人にもいろいろあるのですが、 私は「きっちり当方の説明を聞いて納得して任せていただける人」に出会いたいな、 と思っています。 あまり説明を聞かれずに 「そこまで丁寧にやってくれるなら、もうすべてお任せします」 と言っていただけるのもありがたいのですけれどもね。 こうやって話してみると「査定書の額」はあまり関係ないことが多いです。 「売り出す価格は自分で決めてくださいね」と私は皆さんに話しています。 腹の中にこの金額でどうしても売りたい!というものをお持ちであれば、 私はその額で売れるように、できる限りのアイデアと作戦でがんばるだけですから。 逆に、複数の不動産会社を呼んで査定書を持って来させて吟味している人の場合、 何を吟味されているのか、教えてくれないのでよくわかりませんが、 いまいちうまく話が進まないこともあったりします。 ・・・大抵、音信不通になるんですよね。笑 きっと、腹の中に、私のアドバイスと相容れないものを抱えていたのでしょう。 私は自信を持って宣言しますが、 ①丁寧な仕事 ②クライアントがよくわからないまま契約に突入したりしないよう、十分に説明すること ③空き家をどうすればよいかの提案 この3つは、富山県内では誰にも負けないぞ!という気持ちで取り組んでいますし、事実だと思っています。 だいたいの不動産屋は、自分の手に負えないとフェードアウトしがちです。 申し訳ないことですが、昔の自分もそうでした。 空き家になってしまった不動産がいくらで売れるのかは大事なことですが、 査定書を提示された後、その不動産会社がどこまで考えてくれているか を知ることが大事ではないか、と考えています。